システムの保守や開発をするエンジニア。
企業運営で欠かせいないエンジニア採用しようとするけど苦戦してしまい、以下のような悩みを抱えているのではないでしょうか?
「他社との採用競争に負けてしまう」
「レベルの低いエンジニアはいくらでもいるけど、スキルがあるエンジニアを採用できない」
「安く採用したいけど、高くて予算オーバーしてしまう」
エンジニアの採用ってほんとに難しいですよね。
そこで今回は、あなたの会社がエンジニア採用に苦戦してしまう理由とおすすめのエンジニア採用方法をご紹介します。
全くうまくいかないのであれば、シューマツワーカー などフリーランスの紹介会社を使うのがおすすめです。
エンジニア採用に苦戦している企業が多く利用しているので、適切なエンジニアを紹介してくれます。
エンジニアの採用が難しい・・苦戦する理由
まずは、なぜエンジニアの採用に苦戦するのか、その理由について確認していきましょう。
エンジニアの数が少ない
現在エンジニアの数が少なく、どの企業も人材不足に悩んでいるとされていますが、実際、厚生労働省による調べで、エンジニアの人材不足が深刻になっていることを示すデータがあります。
しかも、今後はさらにエンジニアの数が減るとの予測までされていますので、確認していきましょう。
下の図は経済産業省が2016年6月に発表した「IT人材の最新動向と将来推移に関する調査結果」です(※1)。
この調査結果をみると2019年をピークに産業人口は減少傾向にあります。
IT業界そのものは成長が進み、エンジニアの需要も拡大しますが、その一方で、人材不足も加速しています。そして2020年になると36.9万人もの人材が不足すると予測されています。
さらに2030年になると最大で78.9万人の人材が不足すると予測されていて、この人材不足が、各企業におけるエンジニア採用の苦戦を招いていると考えられます。
実際にエンジニアの採用を考えている企業では、求人を出してもなかなか応募が集まらなかったり、応募があっても希望するスキルとは違うといったミスマッチも起きています。
企業にとっては採用がメインではなく、採用後のエンジニアの活躍によって、より良いシステムを構築したり、高品質なサービスを提供したりしたいと考えているはずなので、採用の段階で苦戦するのは非常に辛いでしょう。
※1:経済産業省/IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました
エンジニアの人数からみる求人倍率
企業の多くは、エンジニア獲得の方法として、自社で育成するのではなく、中途採用を頼っています。そこで続いては、現在エンジニアとして働く人数と求人倍率について解説していきます。
現在、IT業界で働いている方の人数は841,000人とされています(※2)。業図別に分けると以下のような割合です。
そして、Webサービスを展開している企業の多くは情報処理サービスなので、エンジニアの人数は115,652人です。
続いて厚生労働省が出している「雇用動向調査結果の概要」によると(※3)、11.4%のエンジニアが転職を考えています。
・情報通信業の入職率:14.4%
・情報通信業の離職率:11.8%
つまり「115,652人×14.4%=16,653人」が転職する計算です。
また転職活動は大体3ヶ月くらいが平均なので、企業がアプローチ可能な人数は「16,653人÷12か月×3ヶ月=4,163人」です。
では、この4,163人のエンジニアに対して、どのぐらいの企業が獲得を狙っているのか、リクルートエージェントにおけるエンジニアの求人数を確認してみましょう。
13,659件の求人があったため、そのデータを基に計算すると「13,659件÷4,163人=3.28倍」になります。この高い求人倍率こそ、企業がエンジニアの採用に苦戦する最大の理由です。
そして高い倍率の中で優秀な人材を獲得するには、ターゲットを明確化したり、フリーランスなどを活用したりする必要があります。
エンジニア採用に成功する企業の特長
求人倍率が3.28倍と非常に高い中、優秀なエンジニアの獲得に成功している企業があります。続いてはエンジニアの採用に成功する企業の特長について確認していきましょう。
採用は1次面接からエンジニアも参加
採用といえば人事がメインとなって進めます。そのため、多くの企業では人事だけで面接を行いますが、採用に成功する企業では、1次面接の段階でエンジニアも参加します。
というのも転職を考えるエンジニアの多くは、既に実務経験があり様々な実績を持っています。そのため面接でも、過去の実績などをアピールしたと考えています。そんな応募者に対してエンジニアリングに関する質問をせず、コミュニケーション能力や志望動機だけをみていると、転職先の候補から外されてしまいます。
採用に成功する企業では、1次面接の段階から自社のエンジニアを同席させて、エンジニアリングに関する質問もしっかりと行います。
採用プロセスを明確化する
採用に成功する企業は、社内のエンジニアを採用試験に参加させるだけでなく、採用プロセスも明確化しています。
・どんな人を採用するのか
・人物像の言語化
・面接以外の採用方法を取り入れるか
・面接は誰が担当するのか
・どんな質問をするのか
・どんな言葉で自社をアピールするのか
これらの採用プロセスを明確化することで、自社が獲得した人材にマッチした応募者が集まりやすくなる上に、応募者にとっても転職したいと企業だと思えるでしょう。
苦戦している企業におすすめのエンジニア採用方法
最後はエンジニア採用に苦戦している企業が行うと良い、おすすめの人材獲得の方法があるのでご紹介します。
人材派遣会社を使う
まずおすすめするのが、人材派遣会社を利用することです。人材派遣会社を利用すれば手間やコストをかけずに効率良く人材確保ができます。
人材派遣会社には、様々な経験や資格をもった人材が豊富にいるため、その中から希望するスキルやノウハウを持った人材確保ができます。
ただし、人材派遣会社にも様々な人材が登録しているため、人材派遣会社としっかりと条件のすり合わせを行わなければ、希望通りの人材確保はできません。人材派遣会社を利用する場合も、自社が必要とする技術やノウハウを明確にすることが大切です。
有名な人材派遣会社は以下があります。
・株式会社メイテック
・株式会社フォーラムエンジニアリング
・エンジニアネットワーク株式会社
クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングは、インターネット上で不特定多数のフリーランスの方に、業務を委託できるサービスです。エンジニアとして業務経験を経た方は、フリーランスとしてクラウドソーシングを活用するケースが多いため、良い人材を獲得しやすくなっています。
また最初は単発で業務を任せてみて、良ければ本採用をすることも可能です。
ただしクラウドソーシングに集まっている人材は、経験豊富な方から全くの未経験者まで幅広いため、仕事のクオリティにバラつきがあり、慎重に選ぶ必要があります。プロフィールなどで実績を確認するなどの対策をしましょう。
メリット:費用を安く抑えられる、本採用に繋がる
デメリット:人によって仕事の質が違う、納期を守らず音信不通になるリスクがある
始め方も簡単なので、誰でも気軽に利用できるでしょう。
クラウドソーシングとしておすすめなのは以下の2つです。
1.ランサーズ
2.クラウドワークス
フリーランスの紹介業者を使う
続いておすすめするのが、フリーランス紹介業者を利用する方法です。
普通にエンジニアの獲得を狙うと、なかなか希望通りの人材確保ができなかったり、確保できても思っていた働きと違ったりと、様々なデメリットがあります。
しかしフリーランスに依頼すれば、面倒な採用の手間もなくなる上に、コミュニケーションも綿密に取れるので、自社が希望する通りの仕事をしてくれます。
中でもシューマツワーカーをいう紹介業者では、質の高いエンジニアの見分け方も教えてくれるので、途中で仕事を投げ出すといったリスクも軽減できます。
シューマツワーカーに依頼できる業務は以下です。
・フロントエンジニア:JavaScript、React、Vue.js、AngularJS、Angularなど
・バックエンドエンジニア:Ruby、Rails、PHP、Laravel、Python、Node.js、Javaなど
・アプリエンジニア:Swift、Kotlin、Objective-C、Java、React Native、Ionicなど
・デザイナー:Webデザイン、UI/UXデザイン、グラフィックデザイン、Photoshopなど
・プロジェクトマネージャー:プロジェクトマネジメント、Webディレクションなど
・Webマーケター:Facebook広告、Twitter広告、リスティング広告、SEOなど
まとめ
このように現在、エンジニアの求人倍率が3.28倍と非常に高くなり、各企業でエンジニアの採用に苦戦しています。今後はさらに採用が難しくなるので、今のうちにしっかりとした対策が必要です。
また、エンジニアの採用に各企業が苦戦している中でも、優秀な人材確保に成功している企業もあります。それらの企業では、採用の全ての工程に自社のエンジニアを参加させたり、採用プロセスを明確化したりして、採用を上手に行っています。
そして現時点でエンジニアの採用に苦戦していて、今すぐに優秀な人材確保をしたい場合は、人材派遣会社やフリーランス紹介業者などを使ってみるのも良いでしょう。シューマツワーカーなら手間とコストをかけずに、優秀なエンジニアを獲得できるので、エンジニアの採用に苦戦している企業は、シューマツワーカーの利用をご検討ください。
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