近年は各企業でデザイナーが不足しています。そのため、採用活動をしても上手く優秀なデザイナーを確保できないのが現状です。
そのため一部の企業では、デザイナーを正式に採用するのではなく、フリーランスの方に委託して対応しています。
フリーランスを上手に活用できれば、細かい要求ができたり、迅速に対応してもらえたり、安い費用で請負ってもらえるなど、様々なメリットがあります。
しかしフリーランスのデザイナーは、納期を守らなかったり、仕事のクオリティが低かったりと、何かと不安に感じている方も多いでしょう。
そこで今回は優秀なフリーランスを探す方法や、避けた方が良いデザイナーと選んだ方が良いデザイナーの特長について解説していきます。
フリーランス探すには?筆者がおすすめする方法
フリーランスのデザイナーといっても、どのように探して仕事を依頼すれば良いのか分からないでしょう。そこで最初は、フリーランスを探す方法について解説をしていきます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネットを通して不特定多数のフリーランスと、業務を依頼したい方を繋げるサービスです。
デザイナーとしてフリーランスの道を歩みだした多くの方が、最初に登録するサービスなので、非常に多くのフリーデザイナーが活躍しています。
始め方も簡単でテンプレートを使ってプロフィールを登録し、応募があった中から気になる方と仕事をしてみるだけです。
またクラウドソーシングでは単発で仕事を依頼する「タスク形式」と、継続して依頼ができる「プロジェクト形式」あるので、まずは単発で依頼してみて、良ければ継続して依頼するなどの利用ができます。
クラウドソーシングには、しっかりと企業で実務経験を経た方から、全くの未経験者まで幅広く在籍しているため、中には完成品の質が悪かったり、納期を守らなかったり、音信不通になったりと、様々なトラブルがあります。
その点は「タスク形式」と「プロジェクト形式」を上手に使い、フリーランスの質を確かめてから、長くお付き合いするのか決めるなどして対処しましょう。
クラウドソーシングとして有名なところは以下の2つです。
1.ランサーズ
2.クラウドワークス
■利用するメリット
・コストが安くて済む
・採用に時間がかからない
・単発で仕事の依頼ができる
■利用するデメリット
・コミュニケーションが取りづらい
・音信不通になるリスクがある
・仕事の質にバラつきがある
フリーランスの紹介会社
続いておすすめするのが、フリーランスを紹介してくれる会社です。
中でもシューマツワーカーは、週末に副業をしたいと考えている方が登録しているところで、デザイナーに関しても、非常に多くの人が在籍しています。
特にデザイナーはフリーランスとして活躍しやすい業種なため、シューマツワーカーにも多くのデザイナーが仕事を探しています。しかも、普段は企業でデザイナーとして活躍している方も多いため、質の高い仕事をしてくれるでしょう。
ちなみにフリーランスを利用した場合、納期を守らなかったり、仕事の途中で音信不通になったりといったトラブルに巻き込まれた経験もあるでしょう。
その点もシューマツワーカーなら、質の高いデザイナーの見分け方も教えてくれるため、納期を守らなかったり、仕事の質が低いなどのリスクも軽減できます。
シューマツワーカーで実際にあるデザイナーの業務は以下です。
フリーランスの選定方法①取ってはいけないデザイナー
フリーランスに依頼すれば、細かい要求も聞いてくれて、迅速に仕事をしてくれますが、その一方で仕事の質にバラつきがあったり、責任感にも差があったりするため、慎重に選ばなければ失敗する恐れがあります。
そこで続いては選んではいけないデザイナーの特長について解説していきます。
納期を守らない
納期を守ることは仕事をする上で最低限のマナーです。それが守れない方は、仕事における全てのことに無責任なので、絶対に避けた方が良い人です。
しかし納期を守るか守らないかは、実際に仕事をして見ないと分かりにくいため、クラウドソーシングを利用する場合は、単発で依頼してみると良いでしょう。
フリーランスの方を雇う場合は、仕事を始める前に必ず面談をして、仕事に対する熱意などをチェックしましょう。
クラウドソーシングでもフリーランスであっても過去の実績や、それをまとめたポートフォリオを確認すると優秀な人材を見つけられるでしょう。
またシューマツワーカーなら、スキルの高い方を優先的に面談させてもらえるため、実際に話をすることで、優秀な人材確保ができるでしょう。
こちらの意見を聞かない
良くないデザイナーは、あまり相手の意見を聞かない傾向にあります。そのような方は、初めてあった時から話がかみ合わなかったり、自分の話を覚えていないなどの特長があります。
そんな意見を聞かないという言葉には、以下の2つの意味があります。
1.クライアントの要望を無視してデザイナー本位の仕事をする
2.自分から質問や提案をしない
1つ目のクライアントの要望を無視するのは、希望通りの仕上がりには絶対にならないため、確実に避けるべきデザイナーです。
また2つ目ですが、そもそもクライアントはデザインの知識に乏しいものです。そのため、どの程度の要望を聞いてもらえるのか、分からず不安に感じているでしょう。
そんな状態でも、デザイナーとしての意見や考えを交えつつ、質問や提案をしてくれると、クライアント側も希望を言いやすくなる上、仕上がりも希望のものに近付けやすくなります。
このトラブルを避けるには、やはり一度は仕事をしたり、面談をするのが一番良いですが、過去の実績をまとめたポートフォリオを確認するだけでも、ある程度の相手のイメージが分かるでしょう。
フリーランスの選定方法②優秀なデザイナーの特長
続いては優秀なデザイナーの特長について理解を深めていきましょう。これを知っておけば時間や費用を無駄にせずに、優秀なフリーランスのデザイナーを確保できるでしょう。
複数のデザイン案を作成してくれる
良いデザイナーは一つの案件に対して、複数のデザイン案を提出してくれます。
例えばターゲット層を2つに分けて、それぞれに適したデザインにしたり、複数のデザインで効果を比較できるように提案したりするため、「クライアントにとって良い仕事をするぞ」という意思を確認できます。
その上でミーティングを重ねて、最終的には1つのデザインを仕上げてくれるので、希望するデザインになりやすい特長があります。
ただしデザイン案を複数用意すれば、それだけ作業時間も多くなるため、納品時期や費用については、相手としっかりと打ち合わせをして決めましょう。
依頼から着手・納品までが早い
フリーランスにデザインを委託するメリットの一つに、完成までのスピードの速さがあります。そのため作業への着手や納品が遅いと、フリーランスに依頼した意味がありません。
優秀なフリーランスのデザイナーなら、その点もしっかりと理解しているため、依頼を受けるとすぐざま作業に着手して、納期よりも早く納品をしてくれます。
着手な納品のスピードは実際に仕事してみないと分かりにくいですが、過去の実績を確認したり、面談で話してみたりして選定しましょう。
まとめ
近年、採用が難しくなっているデザイナーですが、フリーランスを活用すれば、手間と費用をかけずに、優秀なデザイナーの確保ができます。
また、良いデザイナーと悪いデザイナーには、それぞれ特長があるので、その点も理解した上でフリーランスの方を雇えば、失敗する可能性も低くなるでしょう。
そしてフリーランスのデザイナーを探すなら、クラウドソーシングやシューマツワーカーといった業者があるので、上手に活用すれば悪いデザイナーにあたる確率は低くなります。
優秀なデザイナーをお探しの方は、クラウドソーシングやシューマツワーカーを通して、フリーランスの採用をご検討ください。
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