オンラインアシスタント「BizMow」をご存知でしょうか?「BizMow」は、「ベンチャー企業・コンサルタントなどの事務代行サービスです。
「企業が損をしにくいシステム設計になっている」点が評判の「BizMow」。新規に立ち上がったサービスのため、利用者の口コミ・評判は見つかりませんでした。代わりに、他社と比較したところ、優位性の高いメリットとして
- 月額料金が安い
- 時間追加をしても割増料金にならない
- クライアント企業が損をしにくい
が挙げられています。また一方で、優位性が低い、デメリット部分としては
- 決済手段が限られる
- 新規受付停止の場合がある
- 初期費用がかかる
- 苦手業務がある
ことが挙げられます。
BizMow以外では、時給換算(最安)1,390円のフジ子さんと質の高さが魅力のアイスタッフ
がおすすめです。
これらを踏まえて、ここでは、「BizMow」とマッチする企業はどのようなニーズを持っている企業なのかについて見ていきたいと思います。
BizMowとは
BizMowとは、「株式会社お金の家庭教師」が手がけるオンラインアシスタント・オンライン秘書サービスで、ベンチャー企業、スタートアップ企業、コンサルタントなどの少数精鋭企業をターゲットにしています。
「スタッフひとりひとりが専門職である」場合の多いこれらの企業では、日々の雑務は業務効率を著しく下げる要因となってしまいます。BizMowがその雑務を代行することで、クライアント企業では本来業務に集中する環境が整い、業務効率を向上させることができます。
BizMowの特徴的な魅力
BizMowの特徴的な魅力として、BizMowの利用が負担にならないサービス設計が挙げられます。「オンラインアシスタント」を導入するうえで、BizMowの導入が企業の負担にならないポイントを見ていきましょう。
魅力①:業務フローの作成からサポート
ベンチャー企業やスタートアップ企業がオンラインアシスタントを検討するタイミングにおいては、多くの場合その「土壌」はまだ出来上がっていません。せっかく業務の代行を行ってくれる代行業者を見つけても、うまく代行業務を割り振ることができず契約時間を余らせてしまってはもったいないですよね。
BizMowでは、まだ「業務代行」に慣れていないベンチャー企業やスタートアップ企業に対し、業務フローの設計からサポートしてくれます。「どのような業務を代行したいのか」をきちんと聞き取り、「そのためにどのようなツールを使って業務を勧めたらBizMowとの契約を活かせるのか」を提案してくれるため、導入初期に起こりがちな「契約時間と業務のミスマッチ」が起こりにくくなります。
魅力②:契約時間を自動で最適化してくれる
BizMowでは、新規契約時にクライアントの希望に応じて業務フローの作成をしてくれます。この時BizMowから、クライアントにとって最適な契約プランを提案してくれるわけですが、実際に業務を始めてみると「思ったより契約時間が足りなかった」「契約していた時間が余ってしまった」といった状況が起こることがあります。
BizMowではこういった状況に対応するため、「自動 de 繰り越し」というサービスが全プランに標準装備されています。契約時間が余りそうだからと無理に業務を頼む必要もありませんし、翌月に繰り越すために都度都度の手続きを行う必要がありません。
BizMowに依頼できる業務
BizMowでは、依頼できる業務を大きく3つにカテゴリ分けしています。一般サービスが基本料金に含まれている業務、専門サービスが割増料を支払うことで依頼できるサービス、オプションサービスとしては、BizMowの運営会社「株式会社お金の家庭教師」の得意分野である「セミナー」「経理」がカテゴライズされています。
一般サービス
名簿管理 請求書発行 入出金管理
カスタマー・サポート Webサイト更新 |
一般サービスとして提供されるサービスに関しては、他のオンラインアシスタントと遜色ないと言えます。
専門サービス
対面業務 高度業務 時間外対応 |
対面業務とは、オンラインでなく実際に現場にBizMowスタッフを派遣し、打ち合わせを行ったり講演サポート業務を行ってくれる業務です。
次に、高度業務についてです。高度スキルの一例として、「業務フロー設計・コンサル・フォーマット作成・Webデザイン」などが挙げられています。
最後に、時間外対応については営業時間外を指定して行う業務のことです。事前に指定があった場合と事前指定なしで業務に当たった場合とで割増率が変わってきます。
オプション・サービス
セミナースタッフ派遣 セミナー撮影・編集 経理代行 |
「株式会社お金の家庭教師」が得意とするセミナー・経理分野です。セミナースタッフ派遣、撮影・編集については、会場準備・受付、セミナーの間の簡単な司会や写真撮影等も行ってくれます。講演業を行う方にとってはよき相棒となってくれるでしょう。
経理代行については税理士資格を持たないため、税務書類の作成までは行えません。
BizMowとオンラインアシスタント他社との料金比較
ここで、BizMowとオンラインアシスタント他社との比較を見てみましょう。
BizMow | フジ子さん | CASTER BIZ | |
質orコスパ | コスパ優位 | コスパ優位 | 質優位 |
一時間のコスト | 2200円+月額5000円 | 1,390~2,000円 | 3,200~4,000円 |
ひとこと評価 | 繰り越し、プラン変更のシステム化が高評価 | 安さとクオリティのバランスがよい | 一番有名でハイクオリティ |
特徴 | ・余り時間の繰越有
・契約時間の最適化 ・割増料金なし ・初月のみ20000円の環境設定費有り |
・余り時間の繰越はないが、月ごとに契約時間の変更可能 | ・余り時間は繰越可能(安いが有料) |
BizMowは、他社と比べ「月額料金」が発生する点で異なっています。月100時間契約の場合、一時間あたりのコストは2250円。オンラインアシスタント業界最安値と名高い「フジ子さん」に次ぐコスパの良さと言えるでしょう。
ただし、月の利用時間が少ない場合は月額料金が効いてくるので、コスト感が高まります。また、初月の環境設定費が高い点もネックと言えるでしょう。
BizMowの評判について
BizMowの具体的な評判やクチコミについては、まだサービス開始後間もないためか多く見つかりませんでした。他のオンラインアシスタントサービスと比較して、どのような点がBizMowを利用するうえのメリットとなるのか、デメリット面にはどのようなことが挙げられるかに換えてご紹介します。
BizMowのメリット
BizMowの良いところについては、大きく3つ挙げられます。それは、以下の3点です。
- 月額料金が安いところ
- 時間追加をしても割増料金にならないところ
- クライアント企業が損をしにくいところ
それぞれ、具体的にどういった点が優れた特徴と言えるのかを見ていきましょう。
月額料金が安い
月額料金は、月額固定料金5000円+一時間辺り2200円の従量課金額で構成されます。
オンラインアシスタントを10時間未満で使うことは希でしょうから、2700円(月10時間の場合)でオンラインアシスタントを雇えることになります。また、月100時間利用の場合での一時間あたりの料金は2250円です。
時間追加をしても割増料金にならない
多くのオンラインアシスタントは、月ごとの契約時間数を決めてから利用を始めます。この時、すでに契約をした時間内なら基本料金で業務代行を行ってくれますが、契約時間を超過した業務に関しては割増料金を取られるのが一般的です。
しかしBizMowの場合は、追加料金に関しては契約プランと同額で仕事をしてくれるため依頼しやすいというメリットがあります。
クライアント企業が損をしにくい
一般的なオンラインアシスタントの場合、契約時間についてはクライアントが申し出てプラン変更を行います。「ここ数ヵ月契約時間数が足りなくなってるから、次の契約時には時間を増やそう」といった利用時間についての振り返りが業務に加わるわけです。
しかし、BizMowの場合は契約時間を自動最適化して請求してくれるため、この振り返りが要りません。また、多くのオンラインアシスタントで捨てられてしまう「使い切れなかった契約時間」は翌月に繰越が可能です。
クライアント企業にとって損が出にくいプラン設計になっています。
BizMowのデメリット
では一方で、BizMowを使うデメリットとはなんでしょうか?それは以下の4点です。
- 決済手段が限られる
- 新規受付停止の場合がある
- 初期費用がかかる
- 苦手業務がある
これらを踏まえ、それぞれの詳細を見ていきましょう。
決済手段にクレジットが使えない
BizMowが対応できる決済手段は、銀行振込と口座振替のみとなっています。クレジットが使えませんので、もちろんクレジットポイントも付きません。オンラインアシスタントの利用料となると結構まとまった額になりますので、少しもったいない気もしますね。
タイミングによっては新規受け付けをしていない
BizMowは、業務フローの作成を行ってくれるオンラインアシスタントです。しかし業務フロー作成といえば「手を取る業務」の代表格。BizMowにおいてもそこに変わりはなく、新規受付が多く重なると通常業務が回らなくなってしまいます。
その為BizMowは、業務フロー作成業務が増えてくると新規受付を中止して通常業務を優先するようになります。タイミングが合わないと利用開始ができない点は、今後の改善に期待したいところです。
初期費用がかかる
多くのオンラインアシスタントは、初期費用を取らずに導入までをスムーズに進める傾向があります。しかしBizMowでは、環境設定のための初期費用として20000円の費用が発生します。短期間の導入を考えるクライアントよりも、長期導入ニーズの方が好相性と言えるでしょう。
苦手とする業務がある
公式サイトにこういった「苦手なもの」を明記するオンラインアシスタントは少ないのですが、BizMowでは初めに注意書きをすることでニーズとのミスマッチを防いでいます。
BizMowでは、コンテンツ制作、マーケティング関連業務が苦手であると明記されています。また、税理士資格者がいないため、経理代行としては業務をすることができても、決算書類を作成することはできません。(税理士法により税書類を作れるのは税申告者本人と税理士のみと規定されています)
まとめ
日常業務を組み立てなおすことで、アウトソーシングできる業務をオフィス外に出す「オンラインアシスタント」。今回ご紹介したBizMowは、セミナー関連業務、経理関連業務が得意で、クライアントに損の出ないシステム化が進められた優良業者と言えます。
しかし、新規受付を停止したり、苦手な業務を明記したりしている点から、在宅アシスタントの雇用数・技能数が足りていない状況なのでしょうね。コンテンツ制作、マーケティングなどを含めてコスパよく依頼したいのなら、「フジ子さん」のような、コスパ優位型のオンラインアシスタントのほうがニーズに合致するかもしれません。自社ニーズに合わせた業務依頼をしてくださいね。
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